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真の理学療法士・作業療法士を目指して SJF Shikoku

研修会報告

第11回 四国合同勉強会           



日 時:令和元年8月31日(土)〜9月1日(日)
内 容:「治療医学としてのPhysical Therapy ? 治療対象、治療手段、方法は」
講 師:宇都宮 初夫先生( JM研究所所長、SJF学会理事長)
会 場:香川労災病院

第11回四国合同勉強会は、徳島県で3回目の開催となりました。
今年は腰仙関節の治療技術が新しくなった後、初めての合同勉強会。四国支部の会員だけでなく関東・関西からもご参加いただきました。これもひとえに、宇都宮理事長が絶えず全国を回りながら最新の治療技術や知見をご教示されていらっしゃる故のことと改めて感じる研修会となりました。
今回のテーマは「治療医学としてのPhysical Therapy-治療対象、治療手段、方法は?」ですが、1日目には医学における理学療法士の立ち位置、Physical Therapyの歴史・現状・今後について講義していただき、自分たちには何が必要かを気づくことが出来ました。
それだけに留まらず、それを体現するために必須となる腰仙関節の治療技術。力でなく、方向や速度、運動範囲が治療結果に大きな影響となることを再認識しました。
 2日目にはSJF技術で@痛みの原因治療A関節機能の改善B筋機能の改善と治療技術を練習していく中で、手根管症候群と診断されていた受講生の症候が消失したことには驚きました。
 今は臨床の現場や国の情勢も変わってきていますが、そんな中でも自身の軸がぶれずにひたすら患者を治療し続けている宇都宮先生を目標に、日々の臨床にこれからも臨んでいきます。
 宇都宮先生2日間本当にありがとうございました。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
 
*その他、四国合同勉強会の報告はこちらをご参照ください ⇒ 


第41回 四国交流会           



日時:令和元年12月14日(土)・15日(日)
内容:「SJF技術・基本的動作介助法」
講師:築山尚司先生(岡山大学病院 総合リハビリテーション部士長 SJF学会地方理事)
会場:香川労災病院

今回41回目となる四国交流会は、令和元年も終わりを迎える12月に開催されました。
築山先生には、毎回非常に熱く丁寧にご指導をしていただきまして、我々参加者にとっても大変充実した2日間を過ごすことができました。
SJF技術では腰仙関節を始め、四肢の関節の治療技術を学ぶことができました。腰仙関節では、6方向に対する尾側や頭側からの治療方法や失敗例を細かく教えていただきました。力加減や体の使い方、関節の中が動いている感覚など改めて難しさを感じることもありましたが、補助講師の先生方が分かりやすく的確なアドバイスをしてくださり、失敗の修正や治療後の変化を感じとれることができました。
四肢の関節の治療技術では、臨床で経験することが多い患者像を例に挙げながら、どういった事に注意しながら治療を行うべきか、などの道筋を示していただきました。特に肩複合体においては、脳卒中片麻痺や腱板損傷などでよくみられる、拳上した上腕骨頭の下げ方や、結帯動作獲得のための治療手順を詳しく指導していただきました。
下肢の疾患に対する歩行獲得のための運動再教育では、TKAや義足の患者などにおいて必要な要素や診るポイント、訓練方法を指導していただきました。今回教わった内容は、TKAや義足の方以外の疾患全般においても言えることだと感じたため、その他の下肢の疾患の患者に対しても応用していきたいと思います。
非常にたくさんのことを学ばせて頂き、多くのことを得たと同時に改めて課題もみつかりました。
今回教えて頂いたことを日々の臨床に活かし、研鑽を重ねていきたいと思います。
最後になりますが、築山先生、補助講師の先生方、参加者の方々、遠方よりお集まり頂き、誠にありがとうございました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。


*その他、四国交流会の報告はこちらをご参照ください
 ⇒ 


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